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『エンジンがかからない。でもボンネットを開けてもバッテリーが見当たらない』そんな経験をした方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、グランドチェロキーはバッテリーがエンジンルームの外にある年式があり、救援用の端子がボンネットの中に用意されています。交換はアイドリングストップ対応品を選ぶ必要があり、3万〜6万円程度が目安です。
この記事を読むと、上がった時の対処から交換、アイドリングストップとの付き合い方まで分かります。
バッテリーが上がる主な原因
まずは、どうして上がってしまったのかを考えてみましょう。
| 原因 | よくある場面 | 次から気をつけること |
|---|---|---|
| 長く乗っていない | 週末しか乗らない、1か月以上置いた | 週に1回、30分くらい走る |
| 短い距離ばかり走る | 近所の買い物だけ | ときどき長めに走って充電する |
| 電装品の使いすぎ | エンジンを止めて画面やライトを使う | 停車中の電装品は控えめに |
| 駐車中の電気の消費 | 駐車監視のドラレコを長く録画 | 録画時間を短めに設定する |
| バッテリーの寿命 | 数年使っている | 点検で電圧と状態を測ってもらう |
グランドチェロキーは電子装備が多い車です。止まっている間も少しずつ電気を使っているので、乗らない期間が長いと上がりやすくなります。
バッテリー上がりの多くは「乗らない期間が長い」「短い距離ばかり」のどちらかです。寿命が近いバッテリーは、ちょっとした放置でも上がります。一度上がったら、充電して終わりにせず、点検で状態を測ってもらいましょう。
バッテリーの位置はどこ?
『ボンネットを開けたのにバッテリーがない』と驚く方は多いんです。
グランドチェロキーは、世代によってバッテリーの置き場所が違います。
| 世代 | バッテリーの場所の傾向 | 救援用の端子 |
|---|---|---|
| WK以前 | エンジンルーム内の車が多い | バッテリーに直接つなぐ |
| WK2(wk36など) | 助手席の足元の床下にあると言われる | エンジンルーム内にプラス端子とアースの場所がある |
| WL | 年式・仕様で違うので取扱説明書で確かめる | 取扱説明書に指定の場所がある |
サジェストに出てくる「wk36」は、WK2の3.6L V6車を指す呼び方です。WK2の3.6L車で探している方は、助手席の足元をまず見てみてください。
ただ、年式で違う場合があるので、取扱説明書の「バッテリー」「ジャンプスタート」のページで確かめるのが確実です。読み方は取扱説明書の見方とよく使う設定で見られます。

バッテリーが上がった時の対処
出先で上がってしまったら、方法は大きく3つです。
- ほかの車から電気をもらう(ジャンプスタート)
- ジャンプスターター(携帯用の充電器)を使う
- 任意保険のロードサービスやJAFを呼ぶ
『自分でつないで大丈夫かな…』と不安な方は、無理をせずロードサービスを呼んでください。保険に付いていれば、無料で来てもらえることも多いですよ。
ジャンプスタートのつなぎ方
- 両方の車のエンジンを止め、電装品を切る
- 赤いケーブルを、上がった車のプラス端子につなぐ
- 赤いケーブルの反対側を、救援する車のプラス端子につなぐ
- 黒いケーブルを、救援する車のマイナス端子につなぐ
- 黒いケーブルの反対側を、上がった車の指定のアース(金属部分)につなぐ
- 救援する車のエンジンをかけ、数分待ってから上がった車のエンジンをかける
- 外す時は、つないだ順番の逆で外す
バッテリーが車内にある年式は、エンジンルームの救援用端子につなぐ作りです。どこがプラスで、どこにアースを取るかは取扱説明書の図で確かめてください。違う場所につなぐと、電装品を傷めることがあります。
4xe(PHEV)は、駆動用の大きな電池とは別に、普通の12Vバッテリーも積んでいます。救援のしかたも取扱説明書に専用の手順があるので、それに従ってくださいね。
バッテリー交換の目安と費用
一度上がった、または何年も替えていないなら、交換を考える時期です。
交換を考えたいサイン
- エンジンのかかりが、前より重く感じる
- アイドリングストップが働かなくなった
- 画面が勝手に再起動する、時計がずれる
- 点検で「電圧が低い」と言われた
実は、アイドリングストップが止まらなくなるのは、車がバッテリーの弱りを感じて機能を休ませているサインのこともあります。
交換費用の目安
| 交換する場所 | 費用の目安(工賃込み) | 特徴 |
|---|---|---|
| ジープ正規ディーラー | 4万〜6万円程度 | 純正品・交換後の設定まで任せられる |
| 輸入車に強い整備工場 | 3万〜5万円程度 | 対応品を選んでもらえる |
| カー用品店 | 3万〜5万円程度 | 在庫と対応車種を先に確かめる |
| 自分で交換(部品代のみ) | 2万〜4万円程度 | 適合と設定は自分で確かめる |
どれも目安で、バッテリーの種類と店で変わります。
- 今付いているバッテリーと同じ規格・大きさか
- アイドリングストップ車なら、対応品(AGMなど)か
- 端子の位置(プラスとマイナスの向き)が同じか
- 交換後に車側の設定が必要かどうか、店で確かめたか
『安いバッテリーでいいんじゃない?』と思う方もいますよね。
ただ、アイドリングストップ車に普通のバッテリーを付けると、すぐに弱ったり、機能が止まったりすることがあります。値段だけで選ばないのがおすすめです。

自分で交換する時の注意
車内にバッテリーがある年式は、座席まわりの部品を外す作業になることがあります。
外している間に、時計やナビの設定、窓の挟み込み防止などがリセットされる車もあります。慣れていない方は、お店に任せたほうが安心です。
交換した後に気をつけたいこと
バッテリーを替えた直後は、窓の自動開閉やナビの設定が元に戻っていることがあります。
窓を一番下まで下げてから一番上まで上げると、自動開閉が戻る車もあります。やり方は年式で違うので、取扱説明書の該当ページを見ておきましょう。
アイドリングストップは解除できる?
『信号のたびにエンジンが止まるのが落ち着かない』という声もよく聞きます。
グランドチェロキーのアイドリングストップは、スイッチで止められる年式が多いです。センターコンソールなどに「ESS」や「A」と矢印のマークのボタンがあれば、それが切り替えのスイッチです。
多くの年式では、スイッチで止めても、エンジンをかけ直すとまたオンに戻ります。乗るたびに押す必要があるんです。
ずっと解除したい時は
乗るたびに押すのが面倒で、ずっとオフにしたいという方もいます。
専用の部品を付けたり、車の設定を書き換えたりして、常にオフにするサービスもあります。ただ、保証が残っている車は、改造として扱われないか先にディーラーに聞いておきましょう。
例えば、こんなふうに聞いてみるといいですよ。
「アイドリングストップを常にオフにしたいんですが、保証には影響しますか」
「書き換えの内容によるので、まずは純正の範囲でできるか確認しますね」
アイドリングストップとバッテリーの関係
アイドリングストップは、エンジンを止めている間もバッテリーで電装品を動かします。エンジンの始動回数も増えるので、バッテリーへの負担は大きめです。
だから、アイドリングストップ車は対応品のバッテリーが必要なんです。こまめにオフにする方も、バッテリーの選び方は変えないでくださいね。
冬や長期の留守で上がらないためには?
『冬の朝になると、エンジンのかかりが重い』と感じたことはありませんか。
バッテリーは寒さに弱く、気温が下がると力が落ちます。夏に問題なかったバッテリーが、冬になって急に上がることもあるんです。
寒い時期に気をつけたいこと
- 寒くなる前の点検で、電圧と状態を測ってもらう
- 朝の短い距離だけの運転が続く時は、週末に少し長めに走る
- 暖房やシートヒーター、デフロスターを、エンジンを止めたまま使わない
旅行や出張で長く乗らない時
2週間、1か月と乗らない予定があるなら、出かける前にひと工夫しておきましょう。
| 留守の長さ | おすすめの対策 |
|---|---|
| 1〜2週間 | 出発前に30分ほど走って充電しておく |
| 2週間〜1か月 | 駐車監視のドラレコを切る、維持充電器を使う |
| 1か月以上 | 家族に時々エンジンをかけて走ってもらう、またはマイナス端子を外す相談をお店にする |
マイナス端子を外すと、時計やナビの設定が消えることがあります。外し方と注意点は、取扱説明書かお店で確かめてからにしてくださいね。
4xe(PHEV)の12Vバッテリーにも目を向ける
4xeは駆動用の電池が大きいので、『バッテリーは心配いらない』と思われがちです。
ただ、システムを立ち上げるのは普通の12Vバッテリーです。こちらが弱ると、駆動用の電池に電気が残っていても起動できないことがあるんです。
充電ケーブルをつないでいても、12V側の状態は別に見てもらうのが安心です。4xeの充電まわりはグランドチェロキー4xeの実力でまとめています。
中古で買う時に見ておきたいバッテリーまわり
『中古で買ったら、すぐにバッテリーが上がった』という話も聞きますよね。
販売店に並んでいる間は、エンジンをかける回数が少なくなりがちです。そのため、バッテリーが弱った状態で納車されることもあるんです。
- バッテリーは納車前に点検・交換してもらえるか
- 今のバッテリーがいつ替えられたものか(整備記録簿で分かることも)
- アイドリングストップが今もきちんと働いているか
- 画面や警告灯に、電装系のエラーが出ていないか
例えば、こんな聞き方で十分です。
「バッテリーは納車前に点検してもらえますか。弱っていたら交換をお願いしたいです」
ここで交換を約束してもらえれば、納車後の出費を減らせます。WK2とWLのどちらを選ぶかで迷っている方は、WK2とWL型の違いも参考にしてみてください。
バッテリーを長持ちさせるコツ
- 週に1回は、30分程度続けて走る
- 長く乗らない時は、バッテリー用の充電器(維持充電)を使う
- 駐車監視のドラレコは、録画時間を短めにする
- 半年に1回、点検で電圧と状態を測ってもらう
どれも難しいことではありません。乗る回数が少ない方ほど、効いてきます。
バッテリーの弱りは、画面やキーの反応の悪さとして出ることもあります。リモコンキーが反応しない時はキーの電池交換と電池の型番、ほかの故障の傾向はグランドチェロキーは壊れやすい?で見られます。
足回りの不調ならエアサス故障と交換費用もどうぞ。
中古で年式の古い車を検討中の方は、グランドチェロキーを安く買うには?で、買う前に見ておきたいポイントもまとめています。
よくある質問
グランドチェロキーのバッテリーはどこにありますか?
世代で違います。WK2は助手席の足元の床下にあると言われ、エンジンルーム内に救援用の端子があります。WLは取扱説明書で場所を確かめてください。
バッテリー交換の費用はいくらですか?
工賃込みで3万〜6万円程度が目安です。アイドリングストップ対応品が必要な年式が多く、店によって変わります。
wk36のバッテリーは何を選べばいいですか?
wk36はWK2の3.6L車を指す呼び方です。今付いているバッテリーと同じ規格・大きさで、アイドリングストップ付きなら対応品を選びましょう。
アイドリングストップを解除する方法はありますか?
スイッチで止められる年式が多いですが、エンジンをかけ直すと元に戻るのが一般的です。常にオフにする方法は、保証への影響をディーラーに聞いてから選びましょう。
バッテリーはどのくらいで交換するものですか?
使い方で大きく変わるので年数は決められません。エンジンのかかりが重い、アイドリングストップが働かないといったサインが出たら、点検で状態を測ってもらいましょう。
バッテリーが上がった時、自分でつないでも大丈夫ですか?
取扱説明書の手順どおりにつなげば対処できますが、不安ならロードサービスを呼ぶのが安全です。車内にバッテリーがある年式は、指定の救援用端子を使います。
まとめ
- バッテリー上がりの多くは、長く乗らないことと短い距離ばかりの走り方が原因
- WK2(wk36など)は車内にバッテリーがあると言われ、救援用端子がエンジンルームにある
- ジャンプスタートは取扱説明書の手順と指定の端子でつなぐ
- 交換費用は3万〜6万円程度が目安で、アイドリングストップ対応品を選ぶ
- アイドリングストップはスイッチで解除できるが、多くは乗るたびに元に戻る
- 週1回の走行と半年ごとの点検で、バッテリーは長持ちしやすい





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