グランドチェロキーWK2とWL型の違い|中古で買うならどっち?

並んで停まる黒と白のグランドチェロキー

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中古のグランドチェロキーを探していると、WK2とWLが同じくらいの予算で並んでいて『どっちがいいの?』と迷いますよね。

結論から言うと、3列シートや4xe(PHEV)、新しい装備が欲しいならWL型、V8や高性能版、予算の幅を重視するならWK2が向いています。年式の差が大きいので、税金や修理の備えも変わります。

この記事を読むと、2つの世代の違いと、自分ならどちらを選べばいいかが分かります。

目次

WK2とWL型はどう違う?まず一覧で比べる

先に、2つの世代の違いを表で並べておきますね。

項目WK2(4代目)WL(5代目・日本最終世代)
日本発売2011年3月12日L(3列)2022年2月19日、2列と4xe 2022年10月24日受注開始
主な改良2013年に大幅改良(8速AT化)2023年6月に価格改定
ボディ2列3列のLと2列の2つ
主なエンジン3.6L V6/5.7L V83.6L V6(L)/2.0L直4ターボ(2列)
高性能版SRT8(6.4L V8)、トラックホーク(6.2L V8スーパーチャージャー)なし
PHEVなし4xe(EV走行最長53km・WLTC)
ハンドル年式・仕入れ経路で異なる日本仕様は右ハンドル
中古の年式2011年〜2021年ごろ2022年以降

『WK36って書いてあったけど、これは何?』という方もいるかもしれません。

WK36は、WK2の3.6L V6車を指す表記です。中古車情報でよく見かけるので、WK2の3.6Lと読み替えて大丈夫です。

先に結論

家族で3列が要る、または4xeで静かに走りたいならWL型。V8の力強さや高性能版に乗りたい、予算を抑えて大きなSUVに乗りたいならWK2。まずは3列が要るかどうかで分けると決めやすくなります。

グランドチェロキーWK2とWL型の主な違いを並べた図解

エンジンとパワートレインの違い

WK2とWLでいちばん違うのが、選べるエンジンです。

WK2はV6とV8、高性能版がそろう

WK2は、3.6L V6(レギュラー)を中心に、5.7L V8もありました。

さらに、SRT8(6.4L V8)や、トラックホーク(6.2L V8スーパーチャージャー)といった高性能版も選べます。V8の音と力強さを求める方には、WK2しか選べない魅力があるんです。

性能のくわしい話はSRT8・トラックホークとはで紹介しています。

WLは3.6L V6・2.0Lターボ・4xe

WL型は、3列のLが3.6L V6、2列が2.0L直4ターボと4xe(PHEV)です。

WL型のモデルエンジン最高出力燃費・燃料
L(3列)3.6L V6286PSWLTC 7.7km/L・レギュラー(webCG)
2列 Limited2.0L直4ターボ272PS燃費・燃料は取扱説明書で確認
4xe(PHEV)2.0Lターボ+モーター2基年式・資料で確認ハイブリッド10.4km/L・EV走行最長53km(WLTC)

『V8がないなら、WLは物足りない?』と思う方もいますよね。

ただ、2.0Lターボでも272PS・400N・mあります。普段の街乗りや高速で困る場面は少ないはずです。

2.0Lターボの燃料

2.0Lターボ(2列Limited・4xe)の指定燃料は、資料によって記載が割れています。中古で買う時は、給油口の表示か取扱説明書で確かめておきましょう。

サイズと乗れる人数の違い

WL型の大きな特徴は、3列シートのグランドチェロキーLがあることです。

WL型グランドチェロキーの各モデルごとの全長・全幅・乗車人数を比較した図解
WL型のモデル全長全幅全高定員
L Limited(3列)5,200mm1,980mm1,815mm7名
L Summit Reserve(3列)5,200mm1,980mm1,815mm6名
2列 Limited4,900mm1,980mm1,810mm5名

寸法は価格.com諸元・webCGの値です。全幅は1,980mmなので、一般的な機械式駐車場には入らないと考えておきましょう。

WK2のサイズは年式とグレードで違います。気になる車があれば、車検証の長さ・幅・高さで確かめるのが確実です。

例えば、こんな相談がよくあります。

「子どもが3人いて、祖父母も乗せたいんです」
「それならWL型のLですね。WK2では3列が選べないので」

3列の使い勝手はグランドチェロキーLとは?でくわしく紹介しています。

装備はWL型のほうが新しい

装備でも、10年以上の年式の差ははっきり出ます。

WL型で確かめられている主な装備を並べると、こうなります(プレス・媒体)。

WL型のモデル主な装備
L(3列)サラウンドビューカメラ、ヘッドアップディスプレイ、インターセクションコリジョンアシスト
L Summit Reserve上記に加えてデジタルリアビューミラー、アクティブドライビングアシスト
Final Edition(2列Limitedベース)10.1インチタッチパネルモニター、Apple CarPlay/Android Auto、10.25インチマルチビューディスプレイ

WK2の装備は、年式とグレードでかなり違います。同じWK2でも、2013年の改良の前と後で中身が変わることがあるんです。

WK2の装備を確かめる時のポイント
  • ナビとスマホ連携(CarPlayなど)が使えるか
  • 運転支援(クルーズコントロールなど)の有無
  • バックカメラ・駐車支援の有無
  • エアサスペンションが付いているか

『WK2でも、スマホをつないで地図が使えれば十分』という方もいますよね。

それなら、年式とグレードを絞って探せばWK2でも満足できるはずです。ナビまわりの話はグランドチェロキーのナビとUconnectで紹介しています。

4xeを中古で選ぶ時は充電の環境から

WL型の4xeは、充電すればEV走行が最長53km(WLTC)できます。ただ、その良さが出るのは自宅や職場で充電できる場合です。

充電できない環境だと、重い車体をエンジンで走らせることになります。その場合のハイブリッド燃費は10.4km/L(WLTC)です。4xeの選び方はグランドチェロキー4xeの実力を見てみてください。

税金と維持費はどれくらい違う?

年式の差は、毎年の税金にもそのまま出ます。

車排気量自動車税(年)
WL 2列・4xe2.0L36,000円(2019年10月以降登録)
WL L(3列)3.6L65,500円(2019年10月以降登録)
WK2 3.6L(2019年9月以前登録)3.6L66,500円(旧税率)
WK2 5.7L V8(2019年9月以前登録)5.7L88,000円(旧税率)
WK2 SRT8・トラックホーク(2019年9月以前登録)6.4L・6.2L111,000円(旧税率)

WK2のうち2019年10月以降に登録された車は、新しい税率になります。車検証の初度登録年月で確かめてみてください。

13年を超えると税金が上がる

初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税が概ね15%重くなります。2011年に日本で発売されたWK2は、初期の年式から13年超えが始まっています。重量税も13年・18年で上がります。

『車両価格が安いWK2のほうが、結局お得では?』と考えがちです。

実は、年数がたった車ほど税金と修理の出費が増えやすいんです。買う時の値段だけでなく、毎年の出費も合わせて比べてみてください。年間の総額はグランドチェロキーの維持費で計算しています。

中古で買うならどっち?選び方の目安

ここまでの違いを、どんな人に向くかでまとめます。

WL型が向いている人
  • 3列シートで7人(または6人)乗りたい
  • 4xeで静かに走り、近場はEVで済ませたい
  • 右ハンドルの日本仕様に乗りたい
  • 年式の新しい車で税金と修理の出費を抑えたい
WK2が向いている人
  • V8や高性能版(SRT8・トラックホーク)に乗りたい
  • 車両価格を抑えて大きなSUVに乗りたい
  • グレードや年式の選択肢を広く見たい
  • 修理や税金の出費を前もって織り込める

ハンドル位置と保証も見ておく

WL型の日本仕様(L・2列・4xe)は右ハンドルです。WK2は、年式や仕入れ経路でハンドル位置が違う車もあります。

並行輸入で入ってきた車は左ハンドルです。正規ディーラーの保証や部品の手配が、正規輸入車と違うことがあります。

『左ハンドルでも気にしない』という方も、保証と整備をどこで受けるかだけは先に決めておきましょう。並行輸入の注意点はグランドチェロキーを並行輸入で買うでくわしく紹介しています。

確かめる項目WK2WL型
ハンドル位置車ごとに確認日本仕様は右ハンドル
年式の古さ2011年〜2021年ごろ2022年以降
保証と整備を受ける場所店と仕入れ経路で確認正規輸入車はジープ正規ディーラーで受けられる

選ぶ前に確かめたいこと

中古のWK2・WLを比べる時のチェック
  • 初度登録年月(13年超の重課がかかるか)
  • 走行距離と整備記録簿
  • エンジンの種類(3.6L・5.7L・2.0Lターボ・4xe)
  • 保証が付いているか、内容はどうか
  • 4xeなら、自宅で充電できるか

WK2はグレードが多いので、どれを選べばいいか迷いやすいです。違いはWK2のグレード一覧で比べています。

中古の価格は、世代・年式・走行距離で大きく変わります。条件を入れて、WK2とWLそれぞれの価格帯を見てみてください。

グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキーの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、グランドチェロキーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

WL型が日本最終世代という点も考えておく

WL型は、日本仕様のグランドチェロキーの最後の世代です。

2025年2月28日に右ハンドルモデルの生産終了が発表され、2025年3月15日発売のFinal Edition(100台・810万円)で日本での新車販売が終わりました。いま手に入るのは中古か、販売店に残っている在庫車です。

販売終了の経緯はグランドチェロキーは日本で販売終了?で、ZJからWLまでの流れはグランドチェロキーの歴代モデル一覧で紹介しています。

予算をどう組むか迷ったら、グランドチェロキーを安く買うには?も参考にしてみてください。

よくある質問

WK2とWL型の一番の違いは何ですか?

WL型には3列のLと4xe(PHEV)があり、WK2にはV8や高性能版のSRT8・トラックホークがあります。何人乗るか、どんな走りを求めるかで選ぶのがおすすめです。

WK36とは何ですか?

WK2の3.6L V6車を指す表記です。中古車情報で見かけることがあります。

WK2は何年から何年までですか?

日本では2011年3月12日に発売され、2013年に大幅改良で8速ATになりました。WL型が出る2022年より前の年式がWK2の中心です。

税金が安いのはどちらですか?

WL型の2列と4xeは2.0Lなので年36,000円です。WK2は排気量と登録時期で変わり、V8系は旧税率で88,000円から111,000円になります。

まとめ

この記事の要点
  • WL型は3列のLと4xeが選べる日本最終世代、右ハンドル
  • WK2はV6・V8に加え、SRT8やトラックホークの高性能版がある
  • WK36はWK2の3.6L車を指す
  • WK2の古い年式は旧税率や13年超の重課がかかる
  • 3列が要るかどうかで決めると選びやすい
グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキー買いたいドットコム 編集部

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