グランドチェロキーとコマンダーの違い|3列SUVはどっち?ワゴニアとの関係も

郊外の住宅前に並ぶ大きさの違う3列シートSUV2台

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ジープで3列シートのSUVを探すと、グランドチェロキーLとコマンダーの2台が出てきます。どちらも「3列のジープ」なので、違いが分かりにくいですよね。

結論から言うと、新車で手ごろなサイズの3列ジープがほしいならコマンダー、大きさと存在感のある3列を中古で選ぶならグランドチェロキーLです。

ここでは、サイズ・価格・買い方の違いと、名前がよく一緒に出てくるワゴニアとの関係まで見ていきます。

目次

グランドチェロキーとコマンダー、いちばんの違いは?

先に結論
  • コマンダーは2026年10月時点でジープ日本公式サイトに掲載あり。新車で選べる3列SUV
  • グランドチェロキーは日本で新車販売終了(2025年3月のFinal Editionが最後)。基本は中古で選ぶ
  • 3列があるのはグランドチェロキーの中でも「L」だけ。2列モデルと4xeは5人乗り

『どっちも3列のジープなら、大きさが違うだけ?』と思うかもしれません。

実は、いちばん大きな違いは「今、新車で買えるかどうか」なんです。グランドチェロキーは2025年2月28日に右ハンドルのWL型の生産終了が発表され、2025年3月15日発売のFinal Edition(100台)で日本の新車販売が終わりました。

2026年10月時点で、ジープ日本公式サイトのラインアップはコンパス・コマンダー・ラングラー・アベンジャー・レネゲードです。グランドチェロキーは載っていません。

つまり、比べる時は「新車のコマンダー」と「中古のグランドチェロキーL」になることが多い、と考えておきましょう。

ちなみに、グランドチェロキーLのエンジンは3.6L V6(286PS)で、8速ATと4WDの組み合わせです。大きなボディを余裕を持って走らせたい方には、この排気量が安心材料になります。

3列シートはどっちが使いやすい?

グランドチェロキーで3列があるのは、グランドチェロキーL(2022年2月19日発売)だけです。

グランドチェロキーL(WL型)定員全長ホイールベース当時の新車価格(税込)
L Limited(2022年2月)7名5,200mm3,090mm7,880,000円
L Limited(2023年6月改定後)7名5,200mm3,090mm8,550,000円
L Summit Reserve(2022年2月)6名5,200mm3,090mm9,990,000円

価格はStellantisジャパンの発表による販売当時のもの、寸法は価格.comの諸元表とwebCGの値です。

L Summit Reserveは6人乗り、Limitedは7人乗りです。乗る人数で選ぶグレードが変わります。

『3列目って、実際に大人が座れるの?』と気になりますよね。

グランドチェロキーLは全長5,200mm、ホイールベース3,090mmと長いぶん、3列目にもある程度の余裕があります。とはいえ、長距離で大人が座るなら、試乗の時に3列目にも座ってみるのがおすすめです。

コマンダーの3列目の広さや定員は、ジープ公式サイトの諸元表で確かめてみてください。

3列SUVを比べる時に見ておきたいこと
  • 3列目に大人が座って、ひざと頭まわりに余裕があるか
  • 3列目を使った時に、荷物がどれくらい載るか
  • 3列目への乗り降りのしやすさ
  • チャイルドシートを何列目に何台つけるか

チャイルドシートを使うご家庭は、ここも大事です。2列目に2台つけて、3列目に大人や大きい子が座るのか。それとも2列目に1台で、3列目は荷物置きにするのか。

使い方によって、7人乗りのLimitedが合うのか、6人乗りのSummit Reserveが合うのかが変わります。試乗の時に、実際に使うチャイルドシートを持って行けるか販売店に聞いてみるのもおすすめです。

シートの使い方はグランドチェロキーのシートアレンジで詳しく見ています。

サイズと取り回しはどう違う?

ここは大きな違いです。グランドチェロキーLは全長5,200mm・全幅1,980mmと、日本の道ではかなり大きなサイズです。

コマンダーはグランドチェロキーLより一回り小さく、街中での扱いやすさを重視したサイズです。正確な寸法は、ジープ公式サイトで確かめてみてください。

グランドチェロキー(WL型)全長全幅全高最小回転半径
L Limited(3列)5,200mm1,980mm1,815mm6.3m
2列 Limited4,900mm1,980mm1,810mm6.0m

例えばこんな場面、よくあります。

「マンションの駐車場、全幅の制限っていくつだったっけ?」
「機械式は1,850mmまでって書いてあるよ」

全幅1,980mmのグランドチェロキーは、一般的な機械式駐車場には入りません。自宅や職場の駐車場の制限は、買う前に確かめておきましょう。

駐車場と細い道に注意

グランドチェロキーLは最小回転半径6.3mです。狭い住宅街やコインパーキングでは切り返しが増えやすいので、ふだん使う道で試してみると安心です。

駐車場の注意点はグランドチェロキーは駐車場に入る?でまとめています。

2列のグランドチェロキーも候補になる?

『3列目は年に数回しか使わないかも』という方もいますよね。

その場合は、2列のグランドチェロキー(5人乗り)も候補に入れてみてください。全長は4,900mmと、Lより300mm短くなります。最小回転半径も6.0mで、Lの6.3mより小回りが利きます。

比べる観点2列 LimitedL Limited(3列)
定員5名7名
全長4,900mm5,200mm
最小回転半径6.0m6.3m
エンジン2.0L直4ターボ(272PS)3.6L V6(286PS)
自動車税(年・2019年10月以降登録)36,000円65,500円

3列目をたまにしか使わないなら、2列のグランドチェロキーと新車のコマンダーを比べる、という考え方もありです。

価格と維持費はどう違う?

グランドチェロキーLの当時の新車価格は、Limitedが788万円(2022年2月)から855万円(2023年6月改定後)でした。今は中古で選ぶので、年式・走行距離に応じた中古の価格で買えます。

コマンダーは新車で選べるぶん、保証や新車ならではの安心感があります。価格はグレードや時期で変わるので、ジープ公式サイトや販売店で確かめてみてください。

『同じ予算なら、新車のコマンダーと中古のグランドチェロキーLのどっち?』と悩む方も多いはずです。

ここは何を大事にするかで決まります。

中古のグランドチェロキーLを選ぶ理由
  • 当時800万円前後だった大きな3列SUVを中古の価格で狙える
  • 全長5,200mmの余裕ある室内と存在感
  • 3.6L V6で、燃料はレギュラー(WLTC 7.7km/L)
新車のコマンダーを選ぶ理由
  • 新車の保証と、最初から自分が使う安心感
  • グランドチェロキーLより小さく、街中で扱いやすい
  • 年式や前の持ち主の使い方を気にしなくていい

税金も見ておきましょう。グランドチェロキーLは3.6L(3,604cc)なので、自動車税は年65,500円です(2019年10月1日以降に新規登録した場合)。それより前に登録された車は旧税率の66,500円になります。

コマンダーの税金は、車検証に書かれた排気量で決まります。同じように比べてみてください。

グランドチェロキーLの主な装備

グランドチェロキーLは、販売当時ジープの上級SUVとして装備も充実していました。プレスリリースや媒体で確認できたのはこちらです。

グランドチェロキーL(WL型)で確認できた装備
  • サラウンドビューカメラ
  • ヘッドアップディスプレイ
  • インターセクションコリジョンアシスト
  • Summit Reserveはデジタルリアビューミラーとアクティブドライビングアシストも

中古の場合、オプションや年式で装備が違うこともあります。気になる装備は、現車で動かして確かめておきましょう。

年間でかかるお金の内訳は、グランドチェロキーの維持費で詳しく出しています。

ワゴニア・グランドワゴニアとの関係は?

『グランドチェロキーの上に、ワゴニアっていう車があるって聞いたけど?』という方もいますよね。

ワゴニアとグランドワゴニアは、アメリカで売られているジープの大型3列SUVです。日本には正規導入されていません。

グランドチェロキーLよりさらに大きなクラスなので、日本の道や駐車場ではもっと気を使うサイズになります。

ワゴニアを日本で乗りたい場合

日本で手に入れるなら並行輸入になります。左ハンドルの米国仕様で、保証や部品、整備をどこにお願いするかが正規輸入車と違います。詳しくはグランドチェロキーを並行輸入で買う時の注意点が参考になります。

日本の正規ルートで選べる3列のジープは、2026年10月時点では新車ならコマンダー、中古ならグランドチェロキーLです。

グランドチェロキーL・コマンダー・ワゴニアの関係を並べた図解

結局どっちを選ぶ?向いている人

ここまでの話を、向いている人でまとめておきます。

こんな人なら向いているのは
新車で3列のジープがほしいコマンダー
街中や狭い道での扱いやすさを重視コマンダー
大きな3列SUVの余裕と存在感がほしいグランドチェロキーL
当時800万円前後の上級SUVを中古で狙いたいグランドチェロキーL
3列は不要、2列で上質に乗りたいグランドチェロキー(2列・4xe)
さらに大きいアメリカの3列SUVがほしいワゴニア(並行輸入)
グランドチェロキーLとコマンダーのどちらが向いているかを分けた図解

『新車のコマンダーも中古のグランドチェロキーLも、どちらも見てみたい』という方は、ジープ正規ディーラーで聞いてみるのがおすすめです。コマンダーの新車と、グランドチェロキーの認定中古車を同じお店で見比べられることもあります。

同じ日に続けて乗ると、大きさや3列目の広さの違いがよく分かりますよ。

グランドチェロキーLに決めたら、次は中古の探し方です。

グランドチェロキーLを中古で選ぶ流れ
  1. Limited(7人)かSummit Reserve(6人)かを決める
  2. 駐車場に全幅1,980mm・全長5,200mmが入るか確かめる
  3. 年式・走行距離・整備記録で在庫を絞る
  4. 乗り出しの総額で比べて交渉する

値段の交渉のコツはグランドチェロキーを安く買う方法にまとめています。ほかのSUVとも比べたい方は、グランドチェロキーのライバル比較とランクル250・プラドとの比較も見てみてください。

条件が決まったら、今どんな在庫があるかを見てみましょう。

グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキーの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、グランドチェロキーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

グランドチェロキーとコマンダーの一番の違いは何ですか?

今新車で買えるかどうかです。コマンダーは2026年10月時点でジープ日本公式サイトに掲載があり、グランドチェロキーは日本で新車販売が終わっています。

3列シートがあるのはグランドチェロキーのどのモデルですか?

グランドチェロキーLだけです。Limitedが7人乗り、Summit Reserveが6人乗りです。2列モデルと4xeは5人乗りです。

コマンダーとグランドチェロキーLはどちらが大きいですか?

グランドチェロキーLのほうが大きいです。グランドチェロキーLは全長5,200mm・全幅1,980mmです。コマンダーの寸法はジープ公式サイトで確かめてみてください。

ワゴニアは日本で買えますか?

日本には正規導入されていません。手に入れるなら並行輸入になり、左ハンドルで保証や整備先が正規輸入車と違います。

グランドチェロキーLの燃費はどれくらいですか?

3.6L V6でWLTC 7.7km/L、燃料はレギュラーガソリンです(webCG)。

まとめ

この記事の要点
  • コマンダーは新車で選べる3列ジープ、グランドチェロキーLは中古で選ぶ3列ジープ
  • グランドチェロキーで3列はLだけ(Limited 7人・Summit Reserve 6人)
  • グランドチェロキーLは全長5,200mm・全幅1,980mm。コマンダーは一回り小さい
  • グランドチェロキーLの当時価格はLimitedで788万円から855万円(2023年6月)
  • ワゴニア・グランドワゴニアは日本未導入。乗るなら並行輸入
グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキー買いたいドットコム 編集部

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