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大きなSUVを探していると、グランドチェロキーとランクル250(プラド)で迷う方は多いはずです。どちらも「頼れる4WD」のイメージがありますよね。
結論から言うと、新車で買いたい・売る時の値段を重視するならランクル、中古で上級SUVを狙いたい・舗装路の乗り心地を重視するならグランドチェロキーが向いています。
ここでは、価格・故障・リセールの3つで、どっちが自分に合うかを決められるようにしていきます。
グランドチェロキーとランクル250、いちばん大きな違いは?
- グランドチェロキーは日本で新車販売終了(2025年3月のFinal Editionが最後)。基本は中古で選ぶ
- ランクル250は新車の注文を受けているかをトヨタで確認できる「今売っている車」
- ボディの作りが違う。ランクルはラダーフレーム、グランドチェロキー(WL型)はモノコックボディ
『どっちも大きなSUVなら、似たようなものでは?』と思うかもしれません。
実は、買い方の時点でまったく違うんです。グランドチェロキーは2025年2月28日に右ハンドルのWL型の生産終了が発表され、日本最終モデルのFinal Edition(2025年3月15日発売・100台)で新車販売が終わりました。
2026年10月時点で、ジープの日本公式サイトにも掲載がありません。新車が欲しい時は在庫が残っているかを店舗に確かめる形になります。
一方のランクル250は、プラドの後を継ぐモデルとして登場した車です。新車の納期や注文の受付状況は時期で変わるので、トヨタの販売店で確かめてみてください。
価格で比べるとどっちが買いやすい?
まずはグランドチェロキー側の当時の新車価格です。ランクル250・プラドの価格はグレードと年式で幅があるので、トヨタ公式や中古車の掲載価格で同じ条件を見比べてみてください。
| グランドチェロキー(WL型) | 当時の新車価格(税込) | 定員 | エンジン |
|---|---|---|---|
| L Limited(2022年2月) | 7,880,000円 | 7名 | 3.6L V6 |
| L Limited(2023年6月改定後) | 8,550,000円 | 7名 | 3.6L V6 |
| 2列 Limited(2023年6月改定後) | 8,300,000円 | 5名 | 2.0L直4ターボ |
| Limited 4xe(2022年10月) | 10,370,000円 | 5名 | 2.0Lターボ+モーター |
| Final Edition(2025年3月) | 8,100,000円 | 5名 | 2.0L直4ターボ |
価格はStellantisジャパンの発表による販売当時のものです。

『800万円台なら、ランクルの上のグレードと同じくらい?』と考える方もいますよね。
ただ、グランドチェロキーは今は中古で買う車です。当時800万円台だった車が、年式と走行距離に応じた中古の価格で手に入ります。中古の相場は時期と地域で大きく変わるので、ここでは金額を決めつけずに「同じ予算で何が買えるか」で比べるのがおすすめです。
- 車両価格ではなく、諸費用を入れた乗り出しの総額で比べる
- グランドチェロキーは年式とグレード(L・2列・4xe)で価格の幅が大きい
- ランクルは新車と中古で価格差が小さくなりやすいと言われる車種なので、中古でも割安感が出にくいことがある
毎年かかるお金も比べておこう
車両価格と同じくらい大事なのが、毎年の税金と燃料代です。グランドチェロキー側の数字はこちらです。
| グランドチェロキー(WL型) | 自動車税(年) | 重量税の区分 | 燃費(WLTC) |
|---|---|---|---|
| L Limited(3.6L V6) | 65,500円 | 2.0t超2.5t以下(2,170kg) | 7.7km/L・レギュラー |
| 2列 Limited(2.0Lターボ) | 36,000円 | 2.0t超2.5t以下(2,070kg) | 確認できた公表値なし |
| Limited 4xe(PHEV) | 36,000円 | 2.0t超2.5t以下(2,410kg) | ハイブリッド 10.4km/L |
自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した場合の金額です。それより前の登録なら、2.0Lは39,500円、3.6Lは66,500円になります。
ランクル250・プラドの税金は、選ぶ車のエンジンの排気量と重さで決まります。車検証の数字で同じように比べてみてください。
乗り出しの総額はグランドチェロキーの中古の乗り出し価格で、項目ごとに見ています。
故障や整備の安心感はどっちが上?
ここ、いちばん気になるところですよね。
結論から言うと、整備のしやすさではランクルに分があります。トヨタは販売店の数が多く、部品も手に入りやすいからです。
グランドチェロキーは輸入車なので、部品によっては取り寄せに時間がかかることがあります。整備はジープ正規ディーラーか、アメ車に慣れたお店にお願いすることになります。
『グランドチェロキーって、壊れやすいって聞くけど本当?』という声もよく見かけます。
壊れやすいかどうかは、年式と整備の履歴で大きく変わります。故障率のような数字で断言できるものはないので、中古で買う時は整備記録簿と、消耗部品の交換歴を見てみてください。
- 整備記録簿があり、定期的にオイル交換されているか
- エアサス付きのグレードか(WL型のL Limitedはエアサス非搭載)
- 警告灯がついていないか、試乗で確かめる
- 保証がつくか、つくなら範囲と期間を店舗で確認する
例えばこんなやり取りがあると安心です。
「この車、前の持ち主はどこで点検していましたか?」
「正規ディーラーで毎年点検を受けていて、記録簿もそろっています」
タイヤの費用も見ておきましょう。グランドチェロキーのタイヤは、Limited系(2列・4xe・L)が265/60R18、Summit Reserve 4xeが275/45R21です。
大きなサイズなので、4本そろえて替えると国産の小さなSUVより高くなりやすいです。中古で買う時は、溝の残りと製造年も見ておくと、買ってすぐの出費を防げます。
『ランクルも大きいタイヤだし、そこまで差はないのでは?』と思いますよね。
差が出るのはサイズよりも、銘柄の選び方と交換の時期です。見積もりを取る時は同じ条件で比べてみてください。
よくある故障の場所と修理費の目安は、グランドチェロキーの故障しやすい箇所で詳しく見ています。
リセール(売る時の値段)はどっちが有利?
ここはランクルが強い、とよく言われるところです。ランクルは国内外で人気があり、年数がたっても値段が落ちにくい車種として知られています。
グランドチェロキーは輸入車なので、一般的には国産の人気SUVより値落ちが大きくなりやすい傾向があります。
ただ、これは悪いことばかりではないんです。値落ちが大きいということは、買う側から見ると「中古が手ごろになりやすい」ということでもあります。
- 当時800万円台以上の車を、中古の価格で狙える
- 長く乗るつもりなら、売る時の値段の差は気になりにくい
- 数年で乗り換えるつもりなら、ランクルのほうが手元に残るお金は多くなりやすい
- グランドチェロキーはグレード・色・年式で値段の差が出やすい
グレードや色でどれだけ違うかは、グランドチェロキーのリセールバリューにまとめています。
プラドの中古と比べる時のコツ
プラドはランクル250の前の世代にあたるので、中古で比べるならグランドチェロキーと同じ「中古どうし」の比較になります。
『中古どうしなら、どこを見て比べればいい?』と迷いますよね。
おすすめは、同じ総額で「年式」「走行距離」「保証の有無」の3つを横に並べることです。同じ予算でも、グランドチェロキーは年式が新しめの個体、プラドは走行距離が多めの個体になる、といった差が出やすいです。
乗り心地と走破性はどう違う?
ランクルはラダーフレームという頑丈な骨組みを持つSUVです。岩場や荒れた道を長く走る使い方に向いた作りです。
グランドチェロキー(WL型)は、ボディ全体で強さを出すモノコックボディです。舗装路での乗り心地や静かさを大事にした作りで、街乗りや高速道路の移動が多い方には心地よく感じやすいはずです。
『雪道やキャンプ場なら、グランドチェロキーでも大丈夫?』と思いますよね。
普段の雪道や砂利道くらいなら、4WDのグランドチェロキーで困る場面は多くありません。本格的な悪路を走るつもりなら、ランクルやジープのラングラーのほうが向いています。
| 比べる観点 | グランドチェロキー(WL型) | ランクル250・プラド |
|---|---|---|
| ボディの作り | モノコックボディ | ラダーフレーム |
| 得意な場面 | 舗装路・高速道路・雪道 | 本格的な悪路・長く荒く使う場面 |
| 全幅 | 1,980mm(全モデル共通) | トヨタ公式で確認 |
| 最小回転半径 | 6.0m(2列)・6.3m(L) | トヨタ公式で確認 |
| 3列シート | Lのみ(7人・Summit Reserveは6人) | グレードで確認 |
グランドチェロキーの寸法は価格.comの諸元表とwebCGの値です。ランクル側は年式とグレードで変わるので、同じ項目をトヨタ公式で見比べてみてください。

悪路での違いをもっと知りたい方は、グランドチェロキーとラングラーの違いも参考になります。
結局どっちを選ぶ?向いている人
『いろいろ分かったけど、結局どっち?』という方のために、向いている人を分けておきます。
| こんな人なら | 向いているのは |
|---|---|
| 新車で注文したい | ランクル250 |
| 数年で乗り換えて、売る時の値段を重視したい | ランクル250・プラド |
| 本格的な悪路を走る | ランクル250・プラド |
| 中古で上級SUVを手ごろに狙いたい | グランドチェロキー |
| 舗装路の乗り心地や内装の雰囲気を重視したい | グランドチェロキー |
| アメリカ車らしい見た目が好き | グランドチェロキー |
グランドチェロキーに決めたら、次は在庫の探し方と交渉です。
- L(3列)・2列・4xeのどれにするか決める
- 駐車場に全幅1,980mmが入るか確かめる
- 年式・走行距離・整備記録で在庫を絞る
- 乗り出しの総額で2〜3台を比べて交渉する
値段の交渉のコツはグランドチェロキーを安く買う方法にまとめています。ほかのライバルとも比べたい方はグランドチェロキーのライバル比較も見てみてください。
条件が決まったら、今どんな在庫があるかを見てみましょう。
グランドチェロキー買いたいドットコム
グランドチェロキーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、グランドチェロキーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
グランドチェロキーとランクル250はどちらが高いですか?
グランドチェロキーは日本で新車販売が終わっているので、今は中古の価格で比べることになります。当時の新車価格はL Limitedが855万円(2023年6月改定後)でした。ランクル250の価格はトヨタ公式で確かめてみてください。
グランドチェロキーとプラドはどちらが壊れにくいですか?
故障率で断言できる数字はありません。部品の手に入りやすさや整備先の多さではランクル・プラドに分があります。グランドチェロキーは整備記録がそろった個体を選ぶのが安心です。
リセールが良いのはどっちですか?
一般的にはランクルが有利と言われます。グランドチェロキーは輸入車なので値落ちが大きくなりやすい反面、中古で手ごろに買いやすい面があります。
雪道ならどちらがいいですか?
どちらも4WDなので、普段の雪道なら大きな差は出にくいです。本格的な悪路まで考えるならランクルが向いています。
7人乗りで比べるならどれですか?
グランドチェロキーで7人乗れるのはL Limitedです。2列モデルと4xeは5人乗りなので、グレード名まで見て探してみてください。
まとめ
- グランドチェロキーは日本で新車販売終了。中古で選ぶ車、ランクル250は新車も選べる車
- 当時価格はL Limitedが788万円から855万円(2023年6月)、2列 Limitedは830万円(同)
- 整備のしやすさと売る時の値段はランクルが有利と言われる
- グランドチェロキーは値落ちが大きいぶん、中古で上級SUVを手ごろに狙える
- 舗装路の乗り心地重視ならグランドチェロキー、本格的な悪路ならランクル





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