グランドチェロキーで車中泊|フラットにする手順とマットの選び方

夕暮れのキャンプ場でリアゲートを開け、荷室にマットと寝袋を敷いた大型SUVのアイキャッチ

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『グランドチェロキーなら大きいし、車中泊もできそう』と思って、キャンプや遠出の計画を立てている方も多いですよね。

結論から言うと、2列目(Lは2列目と3列目)を畳めば、大人が横になれるスペースを作れます。ただ、シートを畳んだ床は完全な平らにはなりにくいので、段差を埋めるマットがあるかどうかで寝心地が大きく変わります。

この記事を読めば、フラットにする手順と、マットを選ぶ前に測る場所が分かります。

目次

グランドチェロキーで車中泊はできる?

先に結論

車中泊はできます。2列モデルは2列目を、3列のLは2列目と3列目を畳むと荷室とつながった床ができます。寝る長さは車ごとに測って、マットで段差を埋めるのが快適に眠るコツです。

まずは、車中泊に関わる車の寸法を並べておきますね。

寸法(WL型)2列 LimitedL Limited(3列)
全長4,900mm5,200mm
ホイールベース2,965mm3,090mm
全幅1,980mm1,980mm
全高1,810mm1,815mm
乗車定員5名7名

Lは全長が300mm長く、ホイールベースも125mm長い車です。そのぶん、シートを畳んだ時の床も長く取りやすいと考えられます。

ただ、シートを畳んだ時の床の長さの日本公式値は、この記事では確かめられていません。自分の身長で足が伸ばせるかは、実車で測っておくのが確実です。

ほかの寸法はグランドチェロキーのサイズ一覧でまとめて見られます。

フラットにする手順

『どうやって寝る場所を作ればいいの?』という方のために、順番を書いておきますね。シートの倒し方の細かい操作は、年式やグレードで違うので取扱説明書で確かめてみてください。

寝る場所を作る手順
  1. 荷室とシートの上の荷物を、いったん外に出す
  2. 前席を前に出し、背もたれを少し起こしておく
  3. 2列目の背もたれを前に倒す(Lは3列目も倒す)
  4. 床の段差やすき間を、手で触って確かめる
  5. 段差の上にマットを敷き、寝袋や毛布を広げる

前席を前に出しておくと、倒した2列目の背もたれと干渉しにくくなります。ここで手間取ると夜に慌てるので、出かける前に一度家で試しておきましょう。

中古車で見ておきたいこと

中古のグランドチェロキーで車中泊をしたいなら、買う前にシートがスムーズに倒れるかを確かめておきましょう。レバーが固い、背もたれが途中で止まる、といった不具合がないかを見ておくと安心です。

Lなら、3列目の起こし倒しも試しておきたいところです。年式やグレードで操作の仕方が違うこともあるので、販売店で実際に動かしてもらってください。

シートアレンジのくわしい操作は、シートアレンジとチャイルドシートで見られます。

グランドチェロキーで寝る場所を作る5つの手順を示した図

段差はどれくらい?マットの選び方

実は、車中泊で一番困るのは「狭さ」より「段差」なんです。シートを畳んだ床には、背もたれのつなぎ目や荷室との境目に段差やすき間が出ることがあります。

『少しくらいの段差なら平気でしょ』と思いがちですが、一晩寝ると腰や背中に響いてきます。マットはしっかり選んでおきたいところですね。

マットの種類良いところ気をつけたいところ
空気で膨らむタイプ段差を吸収しやすい膨らませる手間と穴あき
ウレタンの折りたたみ敷くだけで手軽畳んだ時にかさばる
車種専用のベッドキット床がほぼ平らになる値段が高く、取り付けに場所を取る
銀マットや毛布の重ね敷き安く始められる段差は残りやすい

マットを買う前に、寝る場所の長さと幅を測っておきましょう。荷室の左右はタイヤハウスで狭くなっているので、全幅1,980mmよりかなり狭い点に気をつけてください。

マットを買う前に測ること
  • リアゲートから前席の背もたれまでの長さを測る
  • タイヤハウスの間の、一番狭い幅を測る
  • 段差の高さを、場所ごとに測っておく
  • 天井までの高さを見て、座って着替えられるか確かめる

マットを敷く時のひと工夫

段差が大きい場所には、タオルや薄いクッションを先に詰めてからマットを敷くと、床がならしやすくなります。マット1枚で全部をカバーしようとしないのがコツです。

頭をどちら向きにするかも、寝心地に関わってきます。床が少し傾いている時は、頭が高くなる向きで寝ると楽に感じる方が多いです。

『家で試すのは面倒だな』と思うかもしれません。ただ、自宅の駐車場で一度横になってみるだけで、足りない物がすぐに分かりますよ。

2人で寝られる?Lと2列のどっちがいい?

『夫婦で寝たいんだけど、2人でも大丈夫?』という方もいますよね。

幅については、2列モデルもLも全幅は1,980mmで同じです。2人並んで寝られるかは、タイヤハウスの間の幅で決まるので、実車で測ってみてください。

例えばこんな相談になることもあります。

「2人で寝ると、ちょっと狭いかな」
「荷物を前席に移せば、なんとかなりそう」

荷物の置き場所は、意外と悩むところです。寝る時は荷室を使うので、荷物を前席や足元に移すか、ルーフボックスに入れる形になります。

2列モデルが合う人
  • 全長4,900mmで、駐車場の取り回しを楽にしたい
  • 1〜2人で車中泊する
  • 普段の荷物も多くは積まない
Lが合う人
  • 寝る長さに少しでも余裕が欲しい
  • 家族で出かけて、昼は3列で移動する
  • 全長5,200mmが停められる場所がある

荷物の積み方は、荷室の広さで詳しく見られます。

車中泊で気をつけたいこと

ここは安全に関わる大事なところです。

エンジンをかけたまま寝る前に

雪が積もる場所でエンジンをかけたまま寝ると、マフラーが雪でふさがれて排気ガスが車内に入る危険があります。冬は特に、エンジンを切って寝る準備をしておきましょう。

『4xeなら、エンジンをかけずにエアコンを使えるのでは?』と考える方もいるはずです。

4xeは電池を積んだPHEVですが、停車中にどこまでエアコンを使えるかは、この記事では確かめきれていません。取扱説明書で確かめてから使ってみてください。

補足

アイドリングの長さは、バッテリーにも関わってきます。夜にライトや電装品を使い続けると、朝にエンジンがかからないこともあるので注意しておきましょう。

季節ごとに準備したいこと

車中泊は、季節で準備がかなり変わります。出かける前に、行き先の気温を見て準備しておきましょう。

季節困りやすいこと準備しておきたい物
夏車内が暑くなる網戸代わりの虫よけネット、小型の扇風機
冬床や窓から冷える厚手の寝袋、窓に貼る断熱シェード
春・秋朝晩の気温差重ねて調整できる毛布
雨の日窓が曇る少しだけ窓を開けて換気する工夫

『冬はエンジンを切ると寒くて眠れないかも…』と心配になりますよね。そこで頼りになるのが寝袋です。寒さに合った寝袋を選べば、エンジンに頼らずに眠りやすくなります。

窓の結露は、朝に拭くタオルを用意しておくと片付けが楽です。換気のためにほんの少し窓を開ける時は、雨の吹き込みと防犯に気をつけてください。

バッテリーが上がった時の対処は、バッテリー上がりと交換で見られます。

目隠しと防犯も考えておく

夜に車内でライトをつけると、外から中が意外とよく見えます。寝る前に窓の目隠しを全部の窓に付けておくと、落ち着いて過ごせますよ。

ドアのロックも、寝る前に確かめておきましょう。貴重品は外から見える場所に置かず、バッグにまとめて手の届く場所に置いておくと安心です。

停める場所のマナー

車中泊ができる場所は、RVパークやキャンプ場など、泊まることを認めている場所を選ぶのが安心です。道の駅やサービスエリアは、休憩のための場所として案内されていることが多いです。

泊まる場所を決める時は、トイレの場所と、夜間に車の出入りが多くないかも見ておくと安心です。大型トラックの近くは、夜中もエンジン音が続くことがあります。

全幅1,980mmの車は、狭い区画だと隣の車に気を使います。停める場所の広さも含めて、駐車場・洗車機に入るかもあわせて見ておくと安心です。

キャンプに行くなら走破性も見ておきたい

『キャンプ場までの道が砂利道なんだけど、大丈夫?』と気になる方もいますよね。

WL型の日本仕様は、L・2列・4xeのどれも4WDです。キャンプ場の未舗装路や雪の残る山道でも、頼りになる場面が多いはずです。

ただ、最低地上高の日本公式値はこの記事では確かめられていません。深い轍や大きな石のある道は、無理に入らないようにしましょう。

4WDや雪道での走りは、グランドチェロキーの走破性で詳しく見られます。

グランドチェロキーでキャンプや車中泊に出かける前に準備する物を示した図

朝の片付けを楽にするコツ

例えばこんな朝になりがちです。

「マット、どこにしまうんだっけ」
「先に寝袋を畳まないと、シートが起こせないよ」

寝る場所を作った順番の逆に片付けると、シートを元に戻しやすくなります。マットや寝袋をしまう袋を決めておくと、荷室もすっきりしますよ。

車中泊の持ち物チェックリスト

最後に、出かける前の持ち物をまとめておきますね。

持って行きたい物
  • 段差を埋めるマット
  • 季節に合った寝袋や毛布
  • 窓を目隠しするサンシェードやカーテン
  • 夜に使うライト(電池式)
  • 換気のための虫よけネット
  • ゴミ袋と、ウェットティッシュ

忘れがちなのが、スマホの充電手段です。夜に車のバッテリーを使い続けるのは避けたいので、モバイルバッテリーを持って行くと安心です。

窓の目隠しは、外からの視線を防ぐだけでなく、朝の日差しや冬の冷え込みもやわらげてくれます。選び方はサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方にまとめています。

これからグランドチェロキーを中古や在庫車で探す方は、グランドチェロキーを安く買う方法から見てみてください。

よくある質問

グランドチェロキーで車中泊はできますか?

できます。2列モデルは2列目を、Lは2列目と3列目を畳むと荷室とつながった床ができます。段差が出ることがあるので、マットで埋めると快適に眠れます。

足を伸ばして寝られますか?

シートを畳んだ時の床の長さの日本公式値は確かめられていません。身長によって変わるので、実車でリアゲートから前席の背もたれまでの長さを測ってみてください。

2列モデルとLのどちらが車中泊に向いていますか?

Lは全長が300mm長く、ホイールベースも125mm長いので、寝る長さに余裕を持たせやすいと考えられます。取り回しや駐車のしやすさを重視するなら2列モデルです。

車中泊に必要なマットはどう選べばいいですか?

先に寝る場所の長さ、タイヤハウスの間の幅、段差の高さを測っておきましょう。段差が大きいなら空気で膨らむタイプ、手軽さを取るならウレタンの折りたたみが選びやすいです。

エンジンをかけたまま寝ても大丈夫ですか?

雪の積もる場所では、マフラーがふさがれて排気ガスが車内に入る危険があります。冬はエンジンを切って寝られる寝袋や毛布を用意しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 2列目(Lは3列目も)を畳めば車中泊の寝床を作れる
  • 床には段差が出ることがあるので、マット選びが寝心地を左右する
  • 寝る長さと幅は、実車で測ってからマットを選ぶ
  • 雪の日にエンジンをかけたまま寝るのは避ける
  • 泊まる場所は、泊まりを認めているRVパークやキャンプ場を選ぶ
グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキー買いたいドットコム 編集部

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