グランドチェロキーの中古車の選び方|狙い目の年式・グレードと避けたい個体

中古車展示場に並ぶ白とグレーのグランドチェロキー

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『グランドチェロキーの中古、台数も年式もバラバラで、どれを選べばいいか分からない』と迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、まず「世代(WK2かWLか)」と「L(3列)か2列か」を決めると、候補がぐっと絞れます。そのうえで整備記録と保証を確かめれば、ハズレの個体はかなり避けられます。

この記事を読むと、狙い目の年式・グレードと、買う前に見ておきたいポイントが分かります。

目次

グランドチェロキーの中古は、どの世代から選べばいい?

グランドチェロキーは、日本での新車販売がすでに終わっています。2025年3月15日発売の限定車Final Editionが日本最終モデルです。

だから、いま手に入れるなら中古が中心になります。中古で出てくる主な世代はこの3つです。

世代日本での発売主なエンジン中古で選ぶ時の見方
WK(3代目)2005年7月3.7L V6/4.7L・5.7L V8年式が古く、整備状態の差が大きい
WK2(4代目)2011年3月3.6L V6/5.7L V8/SRT8 6.4L V8ほか台数が多く、価格帯も広い
WL(5代目)2022年2月(L)/2022年10月(2列)3.6L V6(L)/2.0Lターボ・4xe(2列)年式が新しく、日本仕様は右ハンドル

『予算を抑えたいからWKでもいいかな?』と思う方もいますよね。WKは2005年発売の世代なので、どの個体も年数がたっています。

部品や修理のことまで考えると、初めての1台ならWK2以降から探すのがおすすめです。

先に結論

初めてのグランドチェロキーなら、価格を抑えたい人はWK2の2013年以降、装備と新しさを重視する人はWL型から探すのが分かりやすいです。

WK2は2013年の大幅改良で8速ATになりました。改良前と後で中身が変わっているので、WK2を選ぶなら年式も見ておきましょう。世代ごとの違いはWK2とWL型の違いで詳しく比べています。

狙い目の年式・グレードは?

ここが大事なところです。WL型は「L(3列)」と「2列」で、エンジンもサイズも別の車なんです。

グランドチェロキーWL型の主要グレードごとの定員・エンジン・自動車税・全長を比較した図解
モデル(WL)定員エンジン当時の新車価格(税込)自動車税(年)
L Limited7名3.6L V67,880,000円(発売時)/8,550,000円(2023年6月)65,500円
L Summit Reserve6名3.6L V69,990,000円(2022年2月)65,500円
2列 Limited5名2.0L直4ターボ8,920,000円(発売時)/8,300,000円(2023年6月)36,000円
Limited 4xe5名2.0Lターボ+モーター10,370,000円(2022年10月)36,000円
Summit Reserve 4xe5名2.0Lターボ+モーター12,270,000円(発売時)/11,850,000円(2023年6月)36,000円

価格はすべて販売当時の新車価格です(Stellantisジャパン プレスリリース)。自動車税は2019年10月以降に登録した車の標準税率で、4xeは排気量2.0Lの区分で見ています。

3列が必要ならL Limited

7人乗りが必要なら、L Limitedが候補の中心です。燃費はWLTCモードで7.7km/L、燃料はレギュラーガソリンです(webCG)。

ただし全長は5,200mmあり、最小回転半径も6.3mです。2列(4,900mm・6.0m)より大きいので、駐車場は先に測っておきましょう。

Lの特徴はグランドチェロキーLとは?で紹介しています。

5人で足りるなら2列 Limited

5人乗りで十分なら、2列のLimitedが扱いやすいです。自動車税が年36,000円と、3.6Lより29,500円安いのもうれしい点ですね。

2.0Lガソリン車のWLTC燃費と指定燃料は、この記事では確かめきれていません。購入前に給油口の表示や取扱説明書で確認してみてください。

自宅で充電できるなら4xe

4xeは、EV走行が最長53km、ハイブリッド燃料消費率が10.4km/L(いずれもWLTC)です。

ただし、家で充電できないと良さを生かしにくい車です。中古で買う時の注意はグランドチェロキー4xeの実力でまとめています。

価格重視ならWK2

WK2は台数が多く、予算に合わせて選びやすい世代です。グレードはラレード、リミテッド、オーバーランド、サミット、トレイルホークなどがあり、年式で中身が違います。

各グレードの当時の価格は年式で異なるので、気になる個体は車検証と装備表で確かめておきましょう。グレードの違いはWK2のグレード一覧で見られます。

限定車は台数が少ない

WL型には、日本向けの限定車もありました。

限定車発売当時の新車価格(税込)台数
30th Anniversary Edition2023年12月10,490,000円90台
Limited Special Edition2024年9月7,850,000円100台
Final Edition2025年3月8,100,000円100台

どれも100台以下なので、中古で出てくる数は多くありません。『限定車がいいな』という方は、気長に探す前提で考えておきましょう。

限定車の中身はグランドチェロキーの限定車一覧で紹介しています。

買った後の維持費も入れて考えよう

中古は本体価格に目が行きがちですが、毎年かかるお金も先に見ておきたいところです。

項目2列(2.0L)L(3.6L V6)
自動車税(2019年10月以降登録)年36,000円年65,500円
自動車税(2019年9月以前登録)年39,500円年66,500円
重量税の区分2.0t超2.5t以下2.0t超2.5t以下
カタログ燃費(WLTC)未確認7.7km/L(レギュラー)

初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税がおおむね15%重くなります。2011年発売のWK2は、年式によってはこの対象に入るので確かめておきましょう。

維持費の内訳はグランドチェロキーの維持費は年間いくら?で、値引きや交渉の考え方はグランドチェロキーを安く買うには?でまとめています。

避けたい個体はどんな車?

安さだけで選ぶと、あとから修理代がかさむこともあります。避けたい個体のサインを先に知っておきましょう。

避けたい個体のサイン
  • 整備記録簿がない、または点検の記録が飛んでいる
  • 修復歴があるのに、どこを直したか説明がない
  • 警告灯が点いたまま、または「点いたら消せば大丈夫」と言われる
  • エアサス付きなのに、車高の上下を確かめさせてもらえない
  • リフトアップや大径ホイールなど、改造の内容が分からない
  • 保証なしの現状販売で、価格だけが極端に安い

特に気をつけたいのが、エアサスペンション付きの個体です。エアサスは年数と走行距離で傷みやすい部品で、交換になると費用がかさみます。

なお、WL型のL Limitedにはエアサス(クォドラリフト)は付いていません(webCG)。どのグレードに付いているかは年式で違うので、個体ごとに確かめるのが確実です。詳しくはグランドチェロキーのエアサス故障と交換費用をどうぞ。

並行輸入車も、選ぶ前に違いを知っておきたいところです。米国仕様は左ハンドルで、保証や部品の手配が正規輸入車と違うことがあります。並行輸入についてはグランドチェロキーを並行輸入で買うで解説しています。

現車を見る時、どこを確認すればいい?

『見に行っても、どこを見ればいいか分からない』という方も多いですよね。

チェックする場所を決めておくと、短い時間でも見落としが減ります。

現車で確認したいこと
  • 車検証で年式・型式・初度登録を確認する
  • 整備記録簿で、オイル交換や部品交換の履歴を見る
  • エンジンをかけて、警告灯がすべて消えるか見る
  • エアサス付きなら、車高の切り替えを動かしてみる
  • 画面(ナビ・Uconnect)とカメラが正常に映るか試す
  • タイヤの溝と、4本の銘柄・製造年を確かめる
  • 下回りに錆やオイルのにじみがないか見る
  • 試乗して、変速のショックや異音がないか確かめる

タイヤは意外と見落としがちです。WL型の2列LimitedとL Limitedは265/60R18、Summit Reserve 4xeは275/45R21と大きめのサイズです(価格.com)。

交換が近いと出費が重なるので、溝が少ない時は価格交渉の材料にしてみてください。タイヤの費用はグランドチェロキーのタイヤサイズと交換費用で見られます。

グランドチェロキーの中古車を現車確認する時のチェックポイントをまとめた図解

北海道など雪国の中古を買う時の注意は?

グランドチェロキーは4WDなので、北海道や東北など雪の多い地域でも人気があります。雪国の中古を探す方もいますよね。

雪国で使われていた車は、冬の道路にまかれる融雪剤の影響を受けやすいです。下回りの錆は、写真だけでは分かりにくいところなんです。

確認したいこと理由
下回り・マフラー周りの錆融雪剤で錆が進んでいることがある
下回りの防錆処理の有無処理済みなら錆の進み方が違う
スタッドレスタイヤの付属付いていれば冬の出費を抑えられる
遠方購入の陸送費本体価格とは別にかかる

北海道の中古を本州から買う場合は、陸送費や名義変更の費用もかかります。本体が安くても、総額で比べてみてください。

逆に雪国にお住まいの方は、地元の個体を選ぶと現車確認しやすいのがメリットです。雪道での走りはグランドチェロキーの走破性で紹介しています。

中古車ポータルで探す時の絞り込み方は?

カーセンサーのような中古車ポータルで探すと、全国の在庫をまとめて見られます。ただ、何も絞らずに見ると、台数が多くて迷ってしまいますよね。

次の順番で絞ると、比べやすくなります。

中古車ポータルでの絞り込み手順
  1. 世代(WK2かWLか)と年式の範囲を決める
  2. L(3列)か2列か、4xeかを決める
  3. 修復歴なし・保証付きで絞る
  4. 支払総額で並べて、予算に合う車を見る
  5. 気になる個体の整備記録と保証内容を問い合わせる

ポイントは、本体価格ではなく支払総額で比べることです。諸費用は店によって差があるので、総額で見ないと安さを見誤ります。

総額の目安はグランドチェロキーの中古の乗り出し価格でまとめています。

条件を決めたら、実際の在庫を絞り込んで見てみましょう。

グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキーの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、グランドチェロキーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

保証を重視するなら、正規ディーラーの認定中古車も選択肢になります。違いはグランドチェロキーの認定中古車は買いかで比べています。

相場より明らかに安い車が気になる方は、グランドチェロキーの中古が安い理由も読んでおくと安心です。

予算が決まらない時は、月々の支払いから考える

『総額でいくらまでなら大丈夫か分からない』という方もいますよね。

その場合は、ローンを使った時の月々の支払いから逆算すると考えやすくなります。毎月の駐車場代や燃料代も足して、家計に無理がないかを見ておきましょう。

月々の目安はグランドチェロキーを中古ローンで買うと月々いくら?でまとめています。

よくある質問

グランドチェロキーの中古で、狙い目の年式は?

価格を抑えたいなら、8速ATになった2013年以降のWK2が候補です。新しさと装備を重視するなら、2022年以降のWL型から探すのが分かりやすいです。

グランドチェロキーは今でも新車で買えますか?

日本での新車販売は終わっています。2025年3月15日発売のFinal Editionが日本最終モデルです。新車の在庫が残っているかは、販売店に確認してみてください。

L(3列)と2列はどちらがいいですか?

7人乗りが必要ならLです。5人で足りるなら、全長が300mm短く、自動車税も安い2列が扱いやすいです。

北海道の中古は買っても大丈夫ですか?

問題なく買えますが、融雪剤による下回りの錆は確かめておきましょう。遠方なら陸送費も含めた総額で比べるのがおすすめです。

中古で避けたほうがいい個体は?

整備記録簿がない車、修復歴の説明がない車、警告灯が消えない車は避けたほうが安心です。保証なしで極端に安い車も慎重に見てください。

まとめ

この記事の要点
  • 日本での新車販売は終了済みで、いまは中古が中心
  • まず世代(WK2かWLか)とL(3列)か2列かを決める
  • 価格重視はWK2の2013年以降、新しさ重視はWL型が分かりやすい
  • 整備記録簿・修復歴・警告灯・エアサスは現車で確かめる
  • 雪国の車は下回りの錆、遠方の車は陸送費も含めて総額で比べる
グランドチェロキー買いたいドットコム

グランドチェロキー買いたいドットコム 編集部

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