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ジープ グランドチェロキーが気になって調べ始めると、『エンジンが何種類もあって、どれがどれだか分からない』となりがちですよね。
結論から言うと、日本仕様の最終世代WL型は、2列が2.0Lターボ(272PS)か4xe、3列のLが3.6L V6(286PS)です。V8やスーパーチャージャーは、ひとつ前のWK2以前の中古で選ぶ話になります。
この記事を読むと、何ccで何馬力か、税金がいくら違うかを横並びで比べられます。
グランドチェロキーのエンジンは何種類ある?
WL型(2022年〜2025年3月の日本仕様)は「2.0L直4ターボ」「2.0Lターボ+モーターの4xe」「3.6L V6」の3つです。V8系はWK2以前の中古だけの選択肢です。
グランドチェロキーは1994年から日本で売られてきた車です。世代が5つあるので、エンジンも時代ごとにかなり違うんです。
まずはWL型の3つを並べてみますね。数値は価格.com諸元・webCG・プレスリリースの日本仕様の値です。
| モデル(WL型) | エンジン | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 変速機 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2列 Limited | 2.0L 直列4気筒DOHCターボ | 1,995cc | 200kW(272PS)/5,250rpm | 400N・m/3,000rpm | 8速AT |
| 2列 4xe(PHEV) | 2.0Lターボ+モーター2基 | 1,995cc | この記事では書かない | この記事では書かない | 8速AT |
| L(3列)Limited ほか | 3.6L V6 DOHC 24バルブ | 3,604cc | 210kW(286PS)/6,400rpm | 344N・m/4,000rpm | 8速AT |
『2.0Lって、この大きさの車には小さくない?』と思った方もいるはずです。
ただ、トルクを見てください。2.0Lターボは400N・mで、3.6L V6の344N・mより大きいんです。しかも3,000rpmという低い回転で出るので、街中で踏んだ時の力強さはターボのほうが感じやすいことも。

4xeの合計出力は、この記事では書かないでおきます。媒体によって表記が割れていて、確定できなかったためです。4xeの電気で走る距離や燃費はグランドチェロキー4xeの実力でくわしく見られます。
2.0Lターボと3.6L V6、何が違う?
結論から言うと、「選ぶ車体が違う」のがいちばん大きな差です。WL型の日本仕様では、エンジンを自由に選べたわけではありません。
2列シートのグランドチェロキーは2.0Lターボか4xe、3列シートのグランドチェロキーLは3.6L V6、という組み合わせでした。
- 低い回転から400N・mのトルクが出る
- 自動車税が年36,000円(2019年10月以降登録)
- 車両重量2,070kgとWL型の中では軽め
- WLTC燃費が確定できていない(この記事では書かない)
- 指定燃料は取扱説明書・給油口で確認が必要
- 3列シートは選べない
- 286PSを高回転まで回して出す自然吸気
- WLTC 7.7km/L・レギュラーガソリン(webCG)
- 3列7人乗り(Summit Reserveは6人)
- 自動車税が年65,500円(2019年10月以降登録)
- 全長5,200mm・車両重量2,170kgと大柄
- 最小回転半径6.3m
例えばこんな場面です。
「家族5人で遠出が多いなら、どっちがいい?」
「5人で収まるなら2列の2.0L、6人以上乗るならLの3.6L一択になりますね」
エンジンの好みより、まず何人乗るかで決まってしまうんですね。2列とLの違いはグランドチェロキーLとはで見比べられます。
グランドチェロキーは何cc?税金はいくら違う?
『排気量が違うと、毎年の税金はどれくらい変わるの?』という方も多いはずです。
自動車税は排気量で決まります。2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率で比べると、こうなります。
| エンジン | 排気量 | 自動車税(2019年10月以降登録) | 2019年9月以前登録 |
|---|---|---|---|
| 2.0Lターボ(WL 2列・4xe) | 1,995cc | 年36,000円 | 年39,500円 |
| 3.6L V6(WL L・WK2) | 3,604cc | 年65,500円 | 年66,500円 |
| 5.7L V8 HEMI(WK2ほか) | 5.7L | 該当車は少ない | 年88,000円 |
| 6.4L V8(SRT8)・6.2L V8スーパーチャージャー(トラックホーク) | 6.0L超 | 該当車は少ない | 年111,000円 |
2.0Lと3.6Lの差は、2019年10月以降登録なら年29,500円です。5年乗ると約15万円の差になります。
初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税が概ね15%重くなります。WK2の初期型やWK以前を中古で買う時は、初度登録年月を車検証で確かめておきましょう。
重量税は重さの区分で決まります。2列Limited(2,070kg)、L Limited(2,170kg)、Limited 4xe(2,410kg)は2.0t超2.5t以下、Summit Reserve 4xe(2,510kg)は2.5t超3.0t以下です。税金全体はグランドチェロキーの自動車税と重量税で見られます。
歴代のエンジンはどう変わってきた?
WK2以前の中古を探していると、V8やV6の表記がたくさん出てきますよね。世代ごとの主なエンジンを並べるとこうなります。
| 世代 | 日本での時期 | 主なエンジン |
|---|---|---|
| ZJ(初代) | 1994年〜 | 年式で異なる |
| WJ(2代目) | 1999年〜 | 4.0L直6・4.7L V8 |
| WK(3代目) | 2005年7月〜 | 3.7L V6/4.7L・5.7L V8、SRT8は6.1L V8 |
| WK2(4代目) | 2011年3月〜 | 3.6L V6、5.7L V8 HEMI、SRT8は6.4L V8、トラックホークは6.2L V8スーパーチャージャー |
| WL(5代目) | 2022年〜2025年3月 | 2.0L直4ターボ、4xe、Lは3.6L V6 |

実は、WK2とWL型のLは、同じ3.6L V6(ペンタスター系)の流れにあるんです。WK2は2013年の大幅改良で8速ATになっています。
『ジープ グランドチェロキー v6』で探している方は、WK2の3.6L車かWL型のLのどちらかを見ていることになります。中古車情報で「WK36」と書かれているのはWK2の3.6L車のことが多いですよ。
各世代の見分け方はグランドチェロキーの歴代モデル一覧にまとめています。
加速や最高速度は?グランドチェロキーは速い?
『グランドチェロキーって速いの?』という疑問、よく見かけます。
結論から言うと、WL型の日本仕様で0-100km/h加速や最高速度の公式値は確認できませんでした。なので、この記事では数字は出しません。
代わりに目安になるのが、重さあたりの出力です。
| モデル | 最高出力 | 車両重量 | 1PSあたりの重さ |
|---|---|---|---|
| 2列 Limited(2.0Lターボ) | 272PS | 2,070kg | 約7.6kg |
| L Limited(3.6L V6) | 286PS | 2,170kg | 約7.6kg |
計算すると、2.0Lターボと3.6L V6はほぼ同じ重さあたりの出力なんです。数字の上では、どちらも大柄なSUVとしては不足のない力があると言えます。
違いが出るのは「どの回転で力が出るか」です。2.0Lターボは3,000rpmで最大トルク、3.6L V6は4,000rpmで最大トルクなので、低い回転の力強さはターボ、回したときの伸びはV6、という性格になります。
日本仕様の速度リミッターの設定値は公表された資料で確認できませんでした。公道では法定速度を守るのが前提なので、試乗では合流や追い越しの余裕を見ておくと判断しやすいですよ。
本当に「速いグランドチェロキー」が欲しいなら、WK2のSRT8(6.4L V8)やトラックホーク(6.2L V8スーパーチャージャー、710PS級と言われる)になります。こちらはグランドチェロキーSRT8・トラックホークとはで扱っています。
スーパーチャージャーやV8を中古で選ぶ時の注意
『せっかくならV8が欲しい』という気持ち、分かります。ただ、V8系を選ぶ時はエンジン以外の出費も一緒に考えておきたいところです。
- 初度登録年月(13年超なら自動車税が重くなる)
- 排気量に合った自動車税(旧税率で5.7Lは年88,000円、6.0Lを超える6.4L・6.2Lは年111,000円)
- 点検記録簿で冷却系・オイル漏れの整備履歴
- 試乗で異音やエンジン警告灯が出ないか
- 指定燃料(年式で異なるので給油口の表示で確認)
V8系の燃費は年式で違い、ここでは数字を出しません。ただ、3.6L V6のWL型LでもWLTC 7.7km/Lなので、それより排気量の大きいV8は燃料代がかさむと考えておくのが自然です。
V6のマフラー交換で音は変わる?
『v6 マフラー』で調べる方もいますよね。3.6L V6は自然吸気なので、マフラーを替えると音の変化は感じやすいほうです。
ただ、交換するなら車検に通る製品かどうかを確かめておきましょう。
- 年式と型式を車検証で確かめる
- その型式に適合する製品かをメーカーの適合表で見る
- 車検対応の表示や証明書の有無を確かめる
- 取り付け店で、警告灯や保証への影響を聞いておく
マフラーやエアロなど外装の話はグランドチェロキーのカスタム定番でまとめています。
エンジンで選ぶならどれ?
最後に、エンジン目線での選び方をまとめておきますね。
| こんな人 | 向いているエンジン | 当時の新車価格(税込) |
|---|---|---|
| 5人以下・税金を抑えたい | WL 2列 Limited(2.0Lターボ) | 8,920,000円(2022年10月)、改定後8,300,000円(2023年6月) |
| 近所はEVで走りたい | WL 4xe | Limited 4xe 10,370,000円(2022年10月) |
| 3列・レギュラーがいい | WL L(3.6L V6) | L Limited 7,880,000円(2022年2月)、改定後8,550,000円(2023年6月) |
| V8の力を楽しみたい | WK2の5.7L・SRT8・トラックホーク | 年式により異なる |
日本での新車販売は2025年3月発売のFinal Editionで終わっているので、いまはどれも中古か、残っていれば在庫車から選ぶことになります。グレード全体の違いはグランドチェロキーのグレードの違い、当時の価格の流れはグランドチェロキーの新車価格(当時)一覧で見られます。

中古や在庫車をいくらで買えるかの考え方は、グランドチェロキーを安く買うにはにまとめています。
よくある質問
グランドチェロキーは何ccですか?
日本仕様の最終世代WL型は、2列が1,995ccの2.0Lターボ(4xeも同じ2.0Lターボ+モーター)、3列のLが3,604ccの3.6L V6です。WK2以前は3.6L V6や5.7L・6.4L V8もあります。
グランドチェロキーの馬力はどれくらいですか?
WL型の2.0Lターボが272PS、Lの3.6L V6が286PSです。WK2のトラックホークは6.2L V8スーパーチャージャーで710PS級と言われます。
2.0Lターボと3.6L V6はどちらが速いですか?
1PSあたりの重さはどちらも約7.6kgでほぼ同じです。低い回転の力強さは400N・mの2.0Lターボ、回した時の伸びは3.6L V6という性格の違いがあります。
グランドチェロキーの最高速度は何km/hですか?
日本仕様の最高速度やリミッターの設定値は、公表された資料で確認できませんでした。公道では法定速度を守るのが前提です。
グランドチェロキーの燃料はレギュラーですか?
L(3.6L V6)はレギュラーです(webCG)。2.0Lターボと4xeは媒体で記載が割れているので、取扱説明書か給油口の表示で確かめてください。
まとめ
- WL型のエンジンは2.0Lターボ(272PS)、4xe、Lの3.6L V6(286PS)の3つ
- 2列か3列かで、選べるエンジンが決まっていた
- 自動車税は2.0Lが年36,000円、3.6Lが年65,500円(2019年10月以降登録)
- V8やスーパーチャージャーはWK2以前の中古だけの選択肢
- 加速や最高速度の公式値は確認できず、重さあたりの出力はどちらも約7.6kg/PS





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